雨の日に髪がうねる、広がるのはなぜ？
湿気によって髪の水分バランスが崩れることが大きな理由。湿度が高くなるとキューティクルが開いて、そこから余分な水分が入りやすくなります。水分が入ると膨張して、うねりの原因に！
特にダメージで乾燥している髪は、キューティクルが傷つき、湿気の影響を受けてうねりやすい状態になります。
うねりだけではなく「広がる」髪は、もともと乾燥していることが多いので、しっかりと保湿・補修・保護をすれば、お悩みの軽減にもつながりますよ。
おすすめは「海藻 ヘア セラム ミルク」。髪になじませることで、油性の膜を張って湿気の流入を防いでくれるので、湿気によるうねりや乾燥による広がりも保湿によって最小限に。
梅雨を乗り切る！おとなのまとめ髪
憂鬱な気分になりがちな梅雨は、まとめ髪で気分よく過ごしませんか？
カンタンにできる、おとなのまとめ髪方法をご紹介します。
うねりや広がりに負けない！下準備のコツ
まとめ髪の前には、うねり・広がり対策として湿気の影響を受けないような下準備がポイントです。
ヘアアイロンやコテの前にミルクなどをつけると熱ダメージから守ってくれるほか、まとめ髪の前につければまとまりやすく、扱いやすい髪になります。
寂しくみえないラフでおしゃれな、ニュアンスまとめ髪
ララトモ RETOさま
- 髪の長さ：セミロングヘア
- 悩み：ひとつ結び以外の新鮮なアレンジがしたい
飛び出した毛先と後れ毛で顔周りにニュアンスをプラス
アレンジ方法
Step1.
まとめやすくするためにヘアミルクを毛先にまでしっかりなじませ、ひとつに結ぶ。このとき、こめかみともみ上げから細めに後れ毛を出しておく。毛束をねじって結び目の上から巻きつける。毛先は残してお団子をピンで固定する。
Step2.
ゴムの根元を手で押さえながら、トップの髪を指でつまんで少しずつ上に引き出す。バランスを見ながら、全体で5～8ヵ所くらい引き出す。
point
頭頂部にしっかり高さを出して、トップのボリューム不足をカバーすると◎。
Step3.
前髪はヘアアイロンで、軽く内巻きに。サイドの後れ毛は、内巻き、外巻きと順番に手首を返して、ウェーブをつける。お団子の毛先を前から見えるように、バランスを見ながら整えると完成。
上品な印象に！ギブソンタック
ラサーナスタッフ M
- 髪の長さ：セミロングヘア
- 悩み：雨の日は毛先のパサつきが気になる
気になる毛先をまとめてフェミニンな印象に！シンプルすぎるときは、ヘアアクセサリーをつけても◎。
アレンジ方法
Step1.
襟足ぐらいの高さで髪を1本に結び、ゴムより上にある髪を2つに分けます。
point
髪が短い方は事前にコテで毛先を巻いておくと、アレンジしやすくスタイルが決まりやすいです。
Step2.
1本に結んだ毛束を2つに分けた穴に外側からくぐらせ（くるりんぱ）、グイッと引っ張りながらねじり通します。
point
髪が短い方は、毛束をくぐらせた後、後頭部の髪を軽くつまみ出してルーズ感を出すと、バランスが良くなります。
Step3.
くぐらせた（くるりんぱ）後の毛先を2～3ヵ所（左・真ん中・右など）に分けて結び目に入れ込み、アメピンで固定すれば完成。
番外編：ゆるっとウェーブ感のあるヘアアレンジ
ララトモ ならたんさま
- 髪の長さ：ショートボブヘア
- 悩み：短くてもできるアレンジが知りたい
湿気でうねりやすい髪もヘアミルクをつければ抑えられる＆くせが出てきてもラフな波巻きウェーブと合わさって女性らしいやわらかさのあるニュアンス髪に。
アレンジ方法
Step1.
髪全体にヘアミルクをつけ、耳から上の髪をクリップで留める。下半分の髪をヘアアイロンで外ハネにする。
point
外ハネはアイロンを地面と平行に持ちながら手首を上に返すように。
Step2.
上半分の髪を5ブロックくらいに分け、波巻きにしてウェーブをつける。
波巻きは上から内巻き、外巻き、内巻きと手首を返し、毛先は内巻きになるように。きれいに巻こうとせず、ざっくりで大丈夫。
Step3.
全体にバームなどウェットでまとまりがでる整髪料をなじませる。前髪は上半分をサイドや後ろに散らして額が透けるくらいの量に。片側の髪を耳にかけ、ピンで留めると完成。
さいごに
湿気が多い季節には、髪のダメージ補修が大切ですが、気分よく過ごすためにまとめ髪にもチャレンジしてみてください。
雨の日を楽しむきっかけになりますように。
