湿気による髪のうねり、広がりにサヨナラ!梅雨を乗り切るヘアケア講座

梅雨の時期になると、髪型がうまく決まらないことって多いですよね。
せっかくセットしたのに外に出た途端にバクハツ!なんて経験はありませんか?
今回は、そんな困った季節を乗り切るとっておきの秘訣をご紹介します!

梅雨の時期の髪のうねり、広がりの原因は?

湿度が高く、ヘアスタイルが決まりにくい梅雨の時期。
なかなかまとまらず、うねりがひどくなったり、広がってボリュームが出過ぎてしまったり、朝のスタイリングに苦労している方も多いのでは?

湿気が高いと、なぜ髪の状態が変わってしまうのでしょう?

毛髪は、髪表面を覆う「キューティクル」と、髪内部の水分を保持する「コルテックス」、髪の芯の部分である「メデュラ」の3つでできています。

正常な髪はキューティクルが毛髪をきれいに覆っていて、内部の水分が適度に保たれますが、ダメージによりキューティクルが乱れていると、キューティクルの隙間から湿気が浸入し、髪内部が「水分過多」の状態となってしまいます。
そうなると、髪のダメージがある部分に集中して水分が吸収されることで、うねりやすくまとまりにくい状態になってしまいます。

髪の3層構造 キューティクル コルテックス メデュラ

正常な髪 キューティクルがきれいに覆っている髪は、内部の水分が適度に保たれています。

湿気を含んだ髪 乱れたキューティクルの間から余計な水分が入り、髪がうねりやすい状態に。

つまり、髪が傷んでいる人ほど梅雨のトラブルヘアになりやすいのです。
そのため、髪のトラブルを防ぐためには、「キューティクル」を正常に保つことが何よりも大切!
キューティクルが髪表面をしっかり覆っていれば、湿気の多い梅雨の時期でも髪のトラブルがおこりにくくなります。

それでは、梅雨の時期を乗り切るための、効果的なお手入れテクニックをご紹介していきます。

梅雨のお悩み髪を救う、
解決テクニックを公開!

アウトバストリートメントでしっとりまとまり髪に

まずは、髪をダメージから守るために、毎日のケアにトリートメントを取り入れましょう。
特に、アウトバストリートメントとよばれる、洗い流さないトリートメントがおすすめ!
トリートメントで髪の表面をコーティングして、余分な水分の浸入を防ぎましょう。

夜寝る前のひと手間で、「キューティクル」を守る!

うねり、広がりをおさえるためには、実は夜のケアが重要。夜ケア「3ヵ条」でバクハツ髪を阻止しましょう。

■夜ケア3ヵ条

  • ① 早めに乾かす

    髪は濡れているとダメージを受けやすくなります。
    お風呂からあがったら、できるだけ早めにドライヤーで乾かすようにしましょう。また、髪の根元から乾かすのがポイントです。髪の根元に水分が残っていると、うねりの原因となります。

  • ② ブラッシング

    ブラッシングをすることでキューティクルが正常に保たれやすくなります。毎日の日課にしましょう。

  • ③ 髪をまとめて摩擦を防ぐ

    寝ている間の髪の摩擦をなるべくおさえるため、ロングヘアの方はなるべく髪をゆるめにまとめて寝るようにしましょう。

朝のスタイリングはドライヤーを上手に使って!

スタイリングをするときは、ドライヤーを持ち上げて髪の根元から毛先に向かって風が当たるようにし、髪を少し下に引っ張りながらブローをすることがポイント!
さらに、最後に冷風で仕上げると、キューティクルが閉じるのでスタイリングが長持ちします。
朝のスタイリング時にひと手間かけて、一日中キレイなヘアスタイルをキープしましょう。

また、ドライヤーをかける前には、アウトバストリートメントをつけてあげると、ドライヤーの熱からの保護効果もあり、しっとりとまとまりやすい髪になります。
仕上げにスタイリング剤を使うと、さらに効果的ですね!

いかがでしたか?これで、梅雨のジメジメ湿気によるうねりや広がりにサヨナラ!
いつものヘアケアにひと手間加えて、梅雨の時期もサラツヤ髪をキープしましょう。
ぜひ毎日のお手入れの参考にしてみてくださいね!

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